MetaMaskとは?そもそもウォレットとは何なのか、何に使うものなのか?今回の記事ではそんなMetaMaskについて解説いたします。
そもそもMetaMaskとは?
MetaMask(メタマスク)とは仮想通貨を保管するために必要なWeb上のウォレット(お財布)の中の1つになります。
ウォレットは何種類かありますが世界的に利用されている仮想通貨ウォレットがMetaMaskで仮想通貨の管理だけではなく、BCG(ブロックチェーンゲーム)をする際やNFTを管理する上でも必要になります。
MetaMaskはキツネのデザインが特徴のスマホとPCアプリになっており、2016年に制作されたイーサリアムを基に発行されたトークンを管理可能な仮想通貨ウォレットになります。
MetaMaskの場合は、それぞれのウォレットに「0x~」から始まるランダムに生成された英数字が設定されており、銀行の口座番号のようなものがウォレットアドレスと呼ばれています。
またPCとスマホでウォレットを共有する際や新しい環境でログインする際は秘密鍵(シークレットリカバリーフレーズ)が必要になるのですが、秘密鍵を忘れてしまうとログインする術がなくなってしまいますので注意が必要です。
MetaMaskのウォレットを所持しているとNFTの受取や送付が可能になっており、スマホの場合ですとコントラクトアドレスとコレクティブルIDを入力することにより、実際に所有しているNFTをMetaMask上で表示することが可能です。
コントラクトアドレスとは仮想通貨取引を行う際に使用されているトークンの種類ごとに設定されているアドレスの名称であり、公式サイトやホワイトペーパーに記載されています。
またMetaMaskにはイーサリアムチェーン以外にも手数料の低いBSCやMaticも使用可能となっており、複数チェーンに対応しており使用しやすい点が魅力の一つとも言えるでしょう。もし、NFTを受け取りコントラクトアドレスを入力したのに表示されない方はチェーンを見直してみてください。
NFTを売買する際に「OpenSea」がよく利用されるサイトなのですが、ログイン時にウォレットを接続する必要があり、そこで利用されるのがメタマスクのウォレットになるのでNFTやBCGに興味がある方はダウンロードしておくことをオススメします。
NFTでの利用
MetaMaskはNFTの受取や送付の際に利用されており、その中でもNFT市場で世界一活発なプラットフォームがOpenSeaになります。
OpenSeaとは世界最大規模の取引量を誇るマーケットプレイスになっており、有名な作品を購入することができるだけでなく、誰でも自分の作成したNFT作品を出品することが可能になります。
OpenSeaではNFTを取引して稼ぐことが可能になっております。
有望なプロジェクトのNFTを購入し転売により収益を得ることが可能ですが、転売というと悪いイメージを持たれる方は多いと思いますが、NFTの転売についてはマイナスなことはありません。
NFTは転売は従来の転売とは違い、二次流通が起こると一定の手数料がロイヤリティとしてクリエイターに入る仕組みとなっているので流通が頻繁に起こることによりクリエイター側もロイヤリティを得られ、潤うということになります。
NFTは代替不可能なモノの価値を証明するデジタルデータになっている上、二次流通によりクリエイターにも収益が振り込まれることを考えると買う側のユーザーもクリエイターへ通貨を支払っていることになるので「作品×有名クリエイター」のNFTは高値になりやすいと言われています。
NFTの転売で利益を得るには有名なプロジェクトのNFTを購入する以外にもWL(ホワイトリスト)を入手してNFTを購入することでも収益化が可能になります。
WLとは、安くNFTを購入することができる権利で、Giveaway(ギブアウェイ)やイベントへの参加特典として配布されます。
WLで定価より安くNFTを購入することによって転売時の利益を増やすことができますが、WLを入手するのは簡単ではありません。下記の記事ではWL入手方法の一つであるGiveawayについて記事がまとめてありますので詳しく知りたい方はご一読いただけますと幸いです。
【Giveawayって何?】Web3のマーケティング施策についてを解説
NFTを管理したり転売で収益を得るためには、まず最初にウォレットを作成する必要があります。ウォレットを作成しておくとWeb3関連のイベントで無料でNFTを配っていることもありますのでそういった際の受取時にも役立つので作っておくことを推奨いたします。
MetaMaskのメリット
複数のウォレットを作ることができる。
MetaMaskは複数のウォレットを用途に合わせて簡単に作成することができます。それぞれウォレットアドレスが変わるのでNFT保管用のウォレットや仮想通貨のみを管理する専用のウォレットを作成したり、第三者との共有ウォレットを作成することも容易にできます。
複数のウォレットを作成することによりハッキングによる被害を減らせたり、メインではないウォレットでGiveawayに参加することができたりリスクヘッジが可能になります。
自身でガス代の設定をすることができる。
NFTや仮想通貨を送金する際にガス代が発生します。ガス代とはNFTや仮想通貨を送金する際に発生する手数料のことを指し、取引量によって価格が変わるので高騰している時は高価なガス代を取られてしまいます。
MetaMaskに関しては送金側がガス代を設定することができ、急ぎの送金ではない場合は送金手数料を抑えることがメリットの一つになります。
日本語に対応している。
MetaMaskは従来の海外製のウォレットに比べると日本語への対応がしっかりできており使いやすさが魅力になります。日本語での文字化けがあったり和訳のミスなどのないシンプルで分かりやすいデザインとなっております。
またFAQも日本語で作成されているので運営元が海外の会社であっても自分で解決する術を探すことが可能になります。ユーザー数も多いのでブログへ解決方法を掲載している方も多く、参考となる資料を探すことが可能になります。
まとめ
この記事ではMetaMask(メタマスク)について解説いたしました。
MetaMaskは仮想通貨を保管するために必要なWeb上のウォレット(お財布)の中の1つで、NFTや仮想通貨の管理、BCG(ブロックチェーンゲーム)をする際に必要になります。
Web3関連のイベントでNFTを配布していることがあるのでそういった際にダウンロードしておくと便利ですので興味がある方はダウンロードしてみてください。
弊社ではNFTや独自コインの開発事業を行っております。
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