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分散型SNS「Damus(ダムス)」とは?

分散型SNSのDamus(ダムス)をご存知ですか?こちらの記事では新しいSNSになる可能性を秘めているとして話題になっているDamusの特徴や他のSNSとの相違点を解説いたします。

分散型SNSとは?

まず最初に従来のSNSについて触れていきます。中央集権型SNS(Centralized Social Network Service)は、ユーザーのデータやコンテンツが1つまたは少数の中央サーバーに集約され、そのサーバーがデータの管理、保存、配信を行うソーシャルメディアの形態を指します。一般的なSNSプラットフォーム
(例:FacebookTwitterInstagram)が中央集権型SNSの例です。

分散型SNS(Decentralized Social Network Service)は、従来の中央集権型のSNSとは異なるアプローチを取るソーシャルメディアプラットフォームの形態です。分散型SNSはユーザーのデータやコンテンツが1つの中央の組織ではなく、複数のノードやサーバーに分散して保存される仕組みを持っています。分散型SNSの特徴をより詳細に説明させていただきます。

データの分散と所有権

従来のSNSではユーザーのデータは中央のサーバーに集約されます。しかし、分散型SNSではデータが複数のノードに分散して保存されるため、ユーザーは自分のデータをより直接的に所有管理することができます。これにより、ユーザーは自身の情報に対するコントロールを強化し、プライバシーに関する意識を高めることができます。

プライバシーとセキュリティ

データの分散は個人の情報が中央のデータベースに1つにまとまることを避ける効果があります。ユーザーのプライバシーが強化され、大規模なデータ漏洩ハッキングの影響を受けにくくなります。個人データが複数の場所に分かれて保存されるため、一度に大量のデータにアクセスされる可能性が大幅に低下します。

耐障害性と信頼性

分散型SNSのネットワークは複数のノードから成り立っており、1つのノードがダウンしても他のノードが情報を提供することでサービスの継続性を保ちます。これにより、プラットフォーム全体の信頼性耐障害性が向上し、サービスの中断が少なくなります。

言論の自由と抑制の回避

中央集権型SNSではプラットフォーム運営者がコンテンツの削除規制を行うことがあります。しかし、分散型SNSではユーザーが自身のノードを管理できるため、特定のコンテンツが削除されることなく、より広範な意見や表現が尊重される“発言の自由”が提供されます。

プラットフォーム間の連携

分散型SNSは共通のプロトコルや規格に基づいて構築されることが多いため、異なる分散型SNS間での相互運用性が高まります。ユーザーは異なるプラットフォーム間でシームレス(切替や移動がスムーズ)なコミュニケーションを維持することが可能となり、多様なコミュニティとの交流が促進されます。

ユーザーのコントロールとカスタマイズ

分散型SNSはユーザーが自身のノードやサーバーを選択できるため、自分のコミュニティやルールをカスタマイズすることが可能です。これにより、ユーザーは自分に合った環境を構築し、他のユーザーやコミュニティとより深い関係を築くことができます。

以上の特徴により、分散型SNSはユーザーのプライバシー保護、意見の多様性、耐障害性の向上などを提供し、従来の中央集権型SNSとは異なる利点をもたらしています。

Damusとは?

Damus(ダムス)はTwitterの前CEOであるジャック・ドーシー氏が発表した分散型ソーシャルプロトコルNostr(Notes and Other Stuff Transmitted by Relays、ノストル)のSNSアプリになります。

Nostr(ノストル)とはシンプルにデザインされた検閲に強いグローバルソーシャルネットワークのプロトコルになります。Nostrが必要な理由の1つとして挙げられるのは、ソーシャルメディアは世界の情報の流れの鍵となるまでに発展しているが今のソーシャルメディアのシステムは壊れていると表現されているためです。

従来のSNSの場合は登録時にメールアドレスや電話番号が必要なケースが大半を占めています。そういった登録に必要な情報がDamusの場合は不要となっており、アカウント作成時に自動的に発行される「秘密鍵」「公開鍵」でアカウントを管理することになります。なので従来のSNSとは違い運営に個人情報を提供しなくても利用できる“管理者のいないSNS”のようなイメージになります。

秘密鍵、公開鍵は共に暗号化されており英数字で構成されているので覚えるのは非常に困難になるので鍵の管理については注意が必要になります。Twitterと類似したSNSになりますが、大きく違う点もあります。

Twitterには暗号通貨による投げ銭の機能がありますが、Damusではプロフィール欄だけではなく投稿そのものにいいねやRTのようなものとは別で投げ銭することが可能となっています。分散型SNSということもあり投稿自体を運営から削除されない点もDamusの特徴になります。

Nostr(ノストル)とDamus(ダムス)でを合わせると預言者のNostrDamus(ノストルダムス)になるようにDamusという名前が名付けられたともされています。

まとめ

この記事では分散型SNS「Damus(ダムス)」について解説いたしました。

TwitterがXに変わり様々な仕様変更が起き、他のSNSへの興味や関心が持たれました。その中のうちの1つが分散型SNSであるDamusとなっており、分散型の特徴である発言の自由やプライバシー保護が注目されるポイントとなりました。

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